梅雨入り宣言がされた6月7日(金)、機械科3年生の選抜クラス対象に、校外学習を実施しました。
 豊田自動織機株式会社高浜工場に到着し、スライドを用いた会社全体の説明の後4班に分かれ、フォークリフトの製造工程を中心に見学させていただきました。見学の途中には、新入社員の方々が行う作業用トレーニングを実際に体験したり、実際にトレーニングされている姿を間近で拝見することができました。
あっという間の見学時間でしたが、従業員全員の方が工場内を安全に移動するために指差呼称されており、そして誰もがすれ違うたびに年齢や役職に関係なく挨拶されていることに、改めて普段の学校生活の大切さを実感しました。
 午後にはトヨタ産業技術記念館を見学し、日本が誇るグローバル企業トヨタの始まりを知り感動しました。
 もうすぐ進路決定をする3年生にとっては、今回の校外学習で見聞きしたことの延長線上に自分の進路を重ねて見学できたのではないかと思います。



 2月19日(火)に、機械科2年生選抜クラスの校外学習が行われ、大同大学を訪問しました。
 大学に着くと、高校とは比べものにならないほどの施設設備に驚き、実際に大学の講義を受講する中で高校の授業との違いを発見しました。学食体験では、大学生活の一部を体験できました。
 もうすぐ3年生になる生徒たちにとっては、いよいよ進路選択の時期となりますが、生徒たちの様子から、この校外学習を通して見えてくるものは多かったと感じました。



 卒業を前に、機械科の上級資格取得者を集めて記念撮影をしました。合格証書を持つ生徒の表情は誇りと喜びに満ち、資格を取得するまでの弛まぬ努力が報われた瞬間でもありました。卒業後の進路先においても、常に向上心を持って事に当たる姿勢を忘れないことを決意し、本校を巣立っていきました。


【3級技能士】
◎機械加工(普通旋盤作業)
石黒 健太   大矢 健太   加藤 翼   酒井 優輝   杉原 ジャブリル
鈴木 裕   出口 智也   中子 隼斗   榛澤 嵐
◎電子機器組立て(電子機器組立て作業)
武藤 優輔


【全国工業高等学校長協会主催 計算技術検定1級】
大矢 健太   山口 裕一


【全国工業高等学校長協会主催 経済産業省後援 ジュニアマイスター顕彰 ゴールド】
石黒 健太   大矢 健太   加藤 翼   鈴木 裕   中子 隼斗   榛澤 嵐



 2月18日(月)に、三年生卒業前最後の学年集会が行われ、商業科と機械科の検定取得を称える表彰がありました。

商業科
平成30年度愛知県高等学校職業教育技術顕彰 64名
日本情報処理検定協会検定委員長賞 1名
※日本情報処理検定協会主催の検定試験において3種目で1級に合格した人が表彰されます。

機械科
平成30年度愛知県高等学校職業教育技術顕彰 159名
(社)全国工業高等学校長協会主催 計算技術検定1級合格 2名
  (社)全国工業高等学校長協会 ジュニアマイスター顕彰制度【ブロンズ認定】 12名
  ※【ゴールド認定6名】【シルバー認定21名】は卒業式にて表彰。



 2学期終業式後の生徒会主催の表彰式において、「愛知県工業高校生溶接競技大会」と「技能検定」の伝達表彰が行われ、日頃の実技練習の成果が多くの生徒の前で披露されました。
 溶接競技大会では、被覆アーク溶接部門で優勝、CO2半自動溶接部門で敢闘賞を獲得。また技能検定では、3級機械加工(普通旋盤作業)の合格者10名の名前が紹介され、それぞれ大きな拍手で称えられました。(技能検定合格者は「技能士」の称号が与えられます)
 表彰を受けた生徒たちの誇らしげな顔は、努力を惜しまず練習を重ねた技術者としての自信に満ちており、今後もこのような高い技術を持った生徒をたくさん輩出できるよう、機械科全体で突き進んで行きたいと思います。これからも、応援宜しくお願い致します。